半月板損傷して仕事ができなくなった話

人生いろいろ

突然ですが、私はこの度『半月板損傷』しました!!!

半月板損傷。この症状を聞いてイメージできる人はどのくらいいるのでしょうか。
スポーツの怪我?野球選手やサッカー選手によく聞くケガだよね?
私はダンスでをやっているので、バレエダンサーがジャンプの着地に失敗してやる大怪我、くらいの知識を持っていました。

しかし、私はここ2年、ダンスをメインとした舞台に立つことはなく、コロナ禍でダンスレッスンも継続できていませんでした。なので何も大きなことはせず、平凡な日常生活を送っていただけでした。大きなきっかけなく半月板を損傷することもあると学び、結果手術することになりました。

◎半月板損傷とは?

半月板とは、膝の内側と外側にある三日月のような形をした軟骨組織です。関節の動きをサポートしてくれるところで、クッションのような働きをして衝撃を緩和してくれる存在なのだそうです。

そこに大きな衝撃が加わると、ヒビが入ったり割れてしまったりするようです。実体験として、膝を動かした時に変な違和感、体重をかけられない、膝が伸びきらない、曲げきれない(正座のような膝の曲げ方ができない)などの症状が起きています。体重をかけられないので、現在は人間としての最大の利点、二足歩行ができない状態です。
手術をすれば回復していきます。私はこれから手術します。

こんな支障をきたしています!

と、ちょっと真面目に冷静に、自分の膝についてできないこと、困っていることを述べたのですが、これがまあ生活するのにとっっっっても大変なことになるということが分かりました。一言で

何もできない!!!

です。

半月板損傷で膝が痛すぎると、歩くのをサポートするため松葉杖になります。
また、歩けないということはかなり日々の暮らしに影響が出ます。

1、立ち仕事ができない
2、電車、バスを使うのも一苦労
3、かといって、歩くのもものすごく大変
4、松葉杖で両手が塞がれた状態で、買い物ができない(買い物かごすら持てない)
5、料理作る気になれない(料理は立ち仕事だと思う)
6、お風呂で滑るのが怖い
7、寝返り打っただけで膝が痛むので、安心して寝られない
8、急な痛みが恐怖で、歩くのを自分から避けるようになる
9、とうとう外の世界と絶交する
10、太る!!!

だめだ、一気にこんなに出てきてしまった。そしてこんなものだけではないんです。
止まらない負の連鎖…という感じで、心もだんだん廃れていきます。

特に「太る」と言うのはレディ(←)にとっては切実な問題です。

実はそれまでは1日15000歩を目標に、とにかく何かしら歩いてダイエットを意識していた系女子でした。たくさん歩いた日には清々しさも感じて満足して床につく、という毎日を過ごしていました。
それが歩けなくなるのですから当然ですね。
明らかに運動量が違います。

こんな感じで、私の生活環境は一気にがらりと変わり、体型の変化も余儀なくされました。

変わったのは悪いことだけじゃない!

しかし、ここまで生活環境の変化を余儀なくされると、さすがに考え方が変化していきます。

それまでは毎日掛け持ちバイトで立ち仕事。
とにかくずっと働きっぱなしのバイトを続けていました。
途端に家にずっといることになって

あれ、私これでいいのかな

と不安になります。
今までフル回転で働きづめだったので、急に怖くなるんです。ある意味当然ですよね
収入も0になるのですから。

動けないから仕方ない。
まずはマインドを変えるのに苦労しました。

でも、これでいいんだと思うようにしたら

今までなんであんなに働いていたんだろう。
自分を大事にしなさすぎていたかも?

と思うようになってきました。

時間は有限です。がむしゃらに生きてきたけど私は本当にやりたいことをやって来れていただろうか。そんな疑問がふと湧いてきました。

これは人生に与えられた夏休みだ!!!

こう思えたら勝ちです。そこから私の気分は爆上げ。
やりたいと思っていたことを片っぱしから手をつけていきました。

こんな感じで、メンタルの浮き沈みを繰り返して、少しずつ価値観が変化していっています。

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